ムジカおさらぎの第30回記念演奏会が開かれました


日 時   平成30年4月14日(土)13時30分開演(12時45分開場)
会 場   鎌倉芸術館大ホール


出 演   鎌倉混声合唱団ムジカおさらぎ   ムジカおさらぎオーケストラ
       指 揮 佐藤ゆり           ピアノ 高須亜紀子


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第1部 唱歌メドレー 「ふるさとの四季」
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第2部 オーケストラ演奏


第3部 W.A.モーツァルト作曲 「レクイエム」

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最後に「故郷」を会場の皆様とご一緒に


第30回記念演奏会報告

 4月14日 (土) ついに、ムジカおさらぎの30回記念演奏会を迎えた。合わせて、団員の戦争体験から平和を願う記念誌も発行された。そこには、我々高齢者のエネルギーと、平和への祈りがこめられている。
 ステージには今回初めて、合唱団全員用に長椅子が用意され、歌わない時は腰を下ろすことができて、その心づかいがありがたかった。おかげで歌に全てをかけることができた。出演者は約250人。
 第1部は混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」。4年前にも一度歌っているので、幾分馴れもあり、前回より心を込めて歌えた。オーケストラ伴奏が心地よい。
 第2部はオーケストラにより、「美しく青きドナウ」と、「ラデッキーマーチ」の演奏があった。30名と指揮者ゆり先生の名演奏に、お客さんの満足そうな様子が感じられた。
 第3部は、5年の歳月をかけて歌いこんできたモーツアルトのいよいよ「レクイエム全曲」の演奏。死者が安息を得られるようにと祈る気持ちで歌い終えた。世の平和を願う気持ちも込めながらの演奏であった。リハーサルの段階ではまだ少し力任せに押し切る歌い方が気になったが、本番ではかなり気持を揃えることに成功したようだ。入場の際に演奏されたオーケストラによるカッチーニの「アヴェマリア」が影響しているような気がする。サックス奏者の中村均一さんによる、心にしみるアレンジに感謝。ちなみに、モツレク全曲演奏がこのホールに鳴り響いたのは20年来のこととして、記録に残ることになった。( 前回は大船混声合唱団とグロリア室内管弦楽団による演奏であった。)
                                                          報告者:福岡照夫(バス)

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